鯛の塩焼きを冷凍で保存など、本当にできるのか。
余ってしまった魚の塩焼きを捨ててしまうのは勿体無い。
実は、ある方法を使って正しく焼き鯛を冷凍しておけば、
いつでも食べたい時に食べる分だけ解凍できて、非常に便利である。
今日は簡単に鯛の塩焼きを冷凍保存する方法、
焼いた鯛の日持ち、リメイクのお吸い物を紹介したい。
鯛の塩焼き(焼き鯛)を冷凍で保存!方法は?
それでは、鯛の塩焼き(焼き鯛)を
冷凍で保存する方法とコツを5つ紹介する。
1: 焼き魚を焼く前にキッチンペーパーで水気を取る。
冷凍するための焼き魚を作る際は、
キッチンペーパーでしっかり水気を切ることが重要だ。
魚の生臭さをここで取っておく。
2: 鯛の塩焼きは冷ます
暖かいままではなく、塩焼きを冷ます。
またその他の焼き魚で脂身の少ないものは解凍後にパサつくので、
ここで十分に冷ます方がいい。
3: ラップで包む
ジップロックなどに直に入れるのではなく、
入れる前に切り身は一枚ずつ丁寧にラップで包むようにする。
4: 真空パックに保存する。
一番密閉性の高い真空パックをお勧めしたい。
スーパーなどで手に入らない場合は、
アマゾンなどで家庭用の真空パック器などを安く手に入れたい。
5: ジップロックに入れて保存する。
真空パックがないときはジップロックでも保存できる。
焼き魚をラップで包んだ後は、
ジップロックで密閉し、保存する。
入れるときに出来るだけ空気を抜いてから入れ、密閉させる。
焼いた鯛の日持ちはどれくらい?
焼いた鯛の日持ちはどれくらいか、
冷凍した場合の日持ち、また解凍のコツを紹介する。
焼いた鯛を冷蔵庫で保存した場合は2日が限度と言われている。
鯛以外に、干物や鮭は塩分が多く、
水分が少ないので冷蔵保存しても3~4日持つだろう。
その期間で食べることができない場合は
最初から冷凍保存するやり方を試したい。
焼いた鯛を冷凍して日持ちする期間は、大体一ヶ月と言われている。
それ以上の期間を冷凍すると、味が急激に落ちることもある。
なるべく冷凍した後は早めに食べることを心がけたい。
魚の解凍方法に急速解凍というものがあるが、お勧めできない。
急速解凍してしまうと、水分が増え、出来上がりが水っぽくなる。
コツとしては、できるだけ時間に余裕のある方法で解凍したい。
鯛の塩焼きのリメイクならお吸い物?
鯛の塩焼きのリメイクにはお吸い物をおすすめしたい。
理由は冷凍後に少しパサパサになったとしても、
お吸い物の汁でカバーできるし、
鯛の風味がしっかり残るからである。
お吸い物を作る時の手順を紹介する。
1: 鍋に水400ccと昆布1枚を入れ沸騰させる。
沸騰前に昆布は取り除いておく。
2:そこに白だし大さじ1と醤油小さじ2を入れる
3:鯛の塩焼きを骨と皮ごとすべて鍋に入れる。
4:弱火で10分ほど煮込むとアクが出てくるので、アクを取り除く。
5:最後に葱を散らして完成。
慣れてきたら、お吸い物以外にお味噌汁の具に活用出来る他、
炊き込み御飯の具に使っても美味しく食べることができる。
まずは基本の鯛の塩焼きで作るお吸い物を簡単なので是非試してほしい。
鯛の塩焼きを冷凍で保存!焼き鯛の冷凍…焼いた鯛の日持ちは?リメイクのお吸い物など まとめ
鯛の塩焼きの冷凍保存方法とその解凍方法は、
お正月などの行事で鯛料理を作った後に余ってしまった時や、
鯛以外の焼き魚を冷凍したい時にも使える技だと思う。
特に、焼いた後の魚を冷凍すると
パサパサして乾燥しているのが気になるのと、
味が落ちてしまうのが気になるが、
お吸い物などにすれば、あまり気になることもなく、
鯛の香ばしさがいいアクセントになったお吸い物ができる。
自分も魚を焼いた後に余ってしまって、保存方法に悩んでおり、
この方法を活用すれば、冷凍した後でも味を落とさずに美味しく食べられると思ったので、
次はこの方法を使って保存したい。