お彼岸の煮しめ!お彼岸のご馳走と言えば?

日常

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日本では年に2回

3月の春分の日と10月の秋分の日をはさんで

前後3日の合計7日をお彼岸としている。

 

家族や親族が集まって

墓参り仏壇を掃除することがあるだろう。

 

その掃除をした後、供え物をして

みんなで食事をすることが多い。

その時に食べるお彼岸の煮しめご馳走とはどのようなものなのか。

 

 

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お彼岸の煮しめを美味しく食べるには?

 

 

お彼岸の時に家族や親族が集まって食べる

ご馳走の中に煮しめというものがある。

煮しめとは、かんたんにいうと煮物のことである

 

煮しめの調理方法は、基本的に

昆布や干ししいたけで出汁を取って旨味を引き出す

 

野菜や豆、果物などを使って

食材そのものの風味を活かす食べ方がある。

 

その時のポイントは、素材は一度油で炒めるとコクが出て

煮崩れをしにくくなるので覚えておきたい。

ごま油を使うとより一層香りも引き立つのでおすすめだ。

 

注意したいことは、精進料理お彼岸料理には

肉や魚などの動物性食材はひとつも

使ってはいけないとされている。

 

出汁を取るのによくかつお節やいりこなどを使う人も多いが、

お彼岸料理には使ってはいけない

 

これは動物が人間と同じように命を天から授かっている生き物のため、

【食のために殺生を戒め天寿を全うさせるべき】

の仏教の教えに基づく考え方だ。

 

卵も住まいや地域によっては扱い方が違うので避けた方がいい。

 

また、精進料理には五葷(ごくん)と呼ばれる

にんにく、らっきょう、にら、ねぎ、わけぎに分類される野菜は

使ってはいけない食材となっている。

 

この五葷の食材は、

一般的に精力がつくとされている食材のため、

性欲を増強させないためだといわれている。

 

 

お彼岸のご馳走…おすすめは?

 

 

お彼岸に家族や親族で集まった際、

ご馳走が出ることが楽しみだと考える人は

少なくないのではないだろうか。

 

自分もそのひとりだ。

 

墓参りや仏壇の掃除がメインではあるが、

みんなが集まって美味しいものを食べるといった

楽しみ方もあるだろう。

 

お彼岸のご馳走には亡くなった人が生きていた時に

好きだった料理が出ることもあるが、

 

お彼岸は自分が極楽浄土へいくための

修行に励む期間であるという面もあるため、

多くの場合は精進料理が出ることが多いとされている。

 

レシピは住まいや地域によってそれぞれ異なる。

 

一般的なお彼岸のご馳走は、精進料理以外には

そばやうどんなどの麺類、赤飯、寿司、天ぷらが定番料理となっているので

ご馳走で料理を出すにはこの4種類がおすすめだ。

 

きのこや野菜の天ぷらは精進揚とも呼ばれる。

そばは五臓六腑の汚れを清める効果があるとされていたり、

赤飯は地域によって小豆飯が出るところもある。

 

赤飯と小豆飯は素材から違っており

作り方も違うので全くの別物だ。

 

寿司は魚ではなくちらし寿司いなり寿司などの

寿司でおもてなしの料理として出ると考えられている。

 

 

まとめ

 

 

お彼岸の煮しめやご馳走にはマナーがあり

それを重んじるのであれば決まりごとや

作り方をしっかりマスターしたいものだ。

 

お彼岸とは向こう岸との意味があり、

亡くなった人たちが住むとされている

世界のことを指す意味だ。

 

お彼岸は亡くなった人に対する供養

感謝を述べる期間で、

夏にある盆は先祖の墓参り期間となっている。

 

お彼岸の料理は亡くなった人の

供養や感謝を述べるだけではなく、

自分自身が安らかな極楽へ行くための修行ともされている。

 

例えば昨今では正月に食べるおせち料理を作る人は減っている。

核家族が普通になっている現代では、

その他の日本古来の風習もどんどんなくなっているような気もする。

 

家族や親族が集まってご飯を食べるという

日本独特な文化も自分は嫌いではない。

 

少しでも興味がある人は子どもなり周辺の人なり

次へ次へと引き継いでほしい

 

秋のお彼岸時期に咲くヒガンバナ

赤くきれいな花だがこの花は残念ながら毒がある

見つけても触ったり摘んだりせず、見て楽しむだけにしよう。

 

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